安心の三越
栄駅から地下で直結しているため、雨の日でも濡れることなくショッピングを楽しめるお店です。自宅が頑張れば栄に歩いて行けることもあり、何も用事がない休日にぶらっと三越に行って、ウィンドーショッピングをするだけでも充実した1日になるというある種の魔法を秘めたお店だと思っています。三越は独自に入居しているテナントで超一流のブランドの品々を揃えているため、自分がそれを買いたいと思っていく時はもちろん助かりますし、自分が何も買いたいと思っていなくても「こんなものがあるんだ、今度ボーナスが入ったらこういうの欲しいな」という欲望のエンジンを回す場所としてすごく重宝しています。私は男性なので、メンズブランドのお店をぶらぶらと回るのはもちろんのこと、美術画廊にも積極的に寄るようにしています。なんなら気になる作家さんが来ているときはそのために美術画廊に行くほどです。三越の美術画廊は1週間に一回作家さんが入れ替わるほか、一回あたり2人の作家さんの展覧会を実施しているため、定期的に見ていると数多くの作品に会うことができます。毎回、絵画の作家さんと工芸関連の作家さんが各1人ずつ紹介されるような感じです。特に絵画に至ってはとても年収をかけても手が届かないような品物を「理論上買うことができるもの」として見ることができます。工芸品などは「持ってもいいですか?」と聞けば持たせてもらうこともできるので、骨董品屋とかでは難しい美術品の入り口としてもすごくありがたいです。また、現代作家の作品を去年の7月ぐらいに一度買って、今年の5月ぐらいに別の現代作家のグラスを買うことがありました、その際、スタッフの方から、「以前、お猪口を買われたことありましたよね?」といった質問をされました。まさしくその通りであり、スタッフの方の記憶力の高さ、ひいては接客の質の高さに感動しました。ぜひ、そういった視点で一度三越を訪れてみてください。